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カブトゼクター
【注:仮面ライダーカブト第1話ネタです】
熱風をぎりぎりかわしながら、夫は叫んだ。
夫「これで勝ったつもりか?」
夫の問いにそれは答えない。
疲労が体を重くしている。今のままでは倒れるしかない。
勝利のための武装は、はるか上空の彼方にあり、手が届かない。
夫「俺が呼べば、奴はかならずやってくる」
夫は右手を頭上へと伸ばした。
夫「なぜなら、俺は選ばれた人間だからだ!」
夫は叫んだ。
夫「こい! ○○○○!」
上空からやってくるそれは。
彼の望むとおり、彼の元にやってきた。
妻「はいはい」
呆れ顔の妻は、風邪でファンヒーターの前にぼーっとしている僕に、2階から
半纏を持ってきて、渡してくれた。
ということで風邪でダウンです。
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