6人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
「男だよ男。ところでお前誰だよ?」
声変わりのしていない幼い声で怒り気味に言った。
「ゴメンね。気悪くさせちゃったかな…
私の名前は、雨音唯。」
申し訳なさそうに手を合わせていた。
「別にいいよ。慣れてるから。
俺の名前は、沖田総司。」
どうやらずっと言われてきたらしい。
「俺の名前は、斎藤怜ね。」
先程まで笑いを堪えていた怜も自己紹介をした。
すると唯の隣にいたショートで活発そうな子が、初めて口を開いた。
「うちは、風見奈々。よろしくね」
続けて何か考え込んでいた唯が口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!