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当日__
今日はいつもより少しおめかしして、ウキウキで亮の家へ。
ピーンポーン...
ガチャッ
亮「ん、入って。」
「おじゃましまーす」
相変わらず片付いた部屋。
あ、アロマのいい香り。
「私の……好きな香り」
亮「あ、分かった?……俺もこの香り嫌いちゃうからさ」
私、亮のそのはにかんだ笑顔が大好きなの。
ズルいくらい可愛くて
胸がキュッてなるの。
「ありがとう…^^」
私のために、用意してくれたんだよね。
「ありがとう……亮」
亮「……泣いてる?」
あなたとの幸せを感じ、
自然と流れた涙。
「悲しいんじゃないの……ははっ、何でだろ(笑」
ギュッ
亮は、涙を流す私をそっと抱き締めた。
亮「……誕生日おめでとう」
そう呟いて、私の首にそっと何かをかけた。
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