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「カフェ*歩音です。お待たせ致しました、ブラックコーヒーと胡桃ブレッドのセットです。」
よしっ!噛まずに言えた!
横「あの~…すいません、僕が頼んだのエスプレッソなんですけど……;」
えっ⁉
「あっ、大変失礼致しました!今すぐお取り替え…っ
横「大丈夫ですよ、僕ブラック好きなんで(笑」
「えっ…いや、でも「新人さんですよね?誰にでも失敗はありますから(笑」
その時、
その瞬間、
私はあなたに恋に落ちた。
あの時の言葉、笑顔。
今でもハッキリと覚えてる。
それからも何度か注文してくれる様になって、
私達が結ばれるのも、そう時間はかからなかった。
付き合いだして、その時の話をしたら
『俺が初対面の人とあんなしゃべる事ないんやで(笑』
だって。
確かにそうだよね
あの時きみ君も、
私に何かを感じていてくれてたのかな。
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