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サ「いっくぞぉーーー!!」
「なんだあのガキは?!」
「まさかアイツが俺達の武器を?!」
「許さねぇ!!!」
サラハの手にはロッドが掴まれていた
サ「ジェイドスノウ!!!!」
呪文を唱えると……辺りは静かになった
否―皆氷付けになっていた
サ「いひひ♪どぉーだっ!」
にぱっとサラハの顔に笑顔がでた
真「また…強くなったのか」
サ「まぁね!」
真「あとは…フィンディズ」
真羽の周りに淡い光が集まる
真「汝、我胤獅破家当主胤獅破真羽…姿を魅せよ…」
ポツリポツリ…呟いていく真羽
すると真羽の前に女性が現われた
?「お呼びでしょうか…ご主人…?」
真「すまないな、リズ。こいつらの記憶を消して欲しい…」
リ「御意」
リズは両手をかざし、
リ「リィーン…」
すると人々の頭から色とりどりのビー玉がでてきた
リ「ブレイク」
パリン…ガラスの割れる音がした
リズの手からパラパラとガラスの粉が落ちていった
リ「終わりましたよご主人」
真「ありがとう。」
シュン、という音と共にリズは消えた
凄い…凄い凄い凄い!!
―――時計塔の上で勅隠が一部始終を見ていた
これが別の世界の人間…
これが自分の欲しかった力…!!
勅「これが人間なんだ……!」
勅隠の表情は子供のように無邪気だった――
*********
ここで区切ります
だいぶ勅隠の不思議感が出て来たかな…?
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