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時計塔で見ていた勅隠の後ろに、人影ができた
勅「ああ…君か。何の様?」
?「いえ…あの物達を放って置いていいのかと…」
勅「うん…いいよ。」
?「…承知いたしました」
勅「あ、そうだ…ミネイア」
ミ「何でしょう…」
勅「アイツらの相手…してあげてよ」
ミ「勅隠様のご命令とあらば…このミネイア、ご期待に添えてみせます」
勅「うん。楽しみにしてるよ」
そう勅隠が言うとミネイアは時計塔から下へ落ちていった
ミ「(あの勅隠様があそこまで執着するなんて…何者かしら)」
景色が颯爽と進んで行く中、ミネイアは疑問に思っていた
+++
サ「――――ん?」
心「どうしたの?サラハちゃん…」
サ「いや、誰かいる…?」
ミ「……よく分かりましたね」
「「?!」」
ミ「気配は消していたのですが…」
サ「………アンタ誰だよ」
ミ「それは答える必要はありませんよ」
真「!!!サラハ避けろ!」
ミネイアは懐からピストルを取り出してサラハに向けて打った
サ「うわっ!くっそ…ヒーリア、メイズ!」
サラハは手元に長いロッドをだした
サ「フェイクメイル!」
サラハのロッドから沢山の氷柱が飛び出した
ミ「ふっ!!」
それに対してミネイアは銃で上手く砕いていく
サ「抗争の原因もアンタか?!」
ミ「―――さあ、何の事か」
攻防を続けながらサラハはミネイアに問い質した
しかしミネイアは己のことは言おうとしなかった
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