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プロローグ
大陸暦1840年。
かつて…
世界の多くの地域を巻き込んだ大戦にも無縁であった、ケストレル大陸に位置する北半球の国「ケストレル共和国」。
資源に恵まれ、他国との貿易で発展を続け、平和な時代を過ごしていた。
それとは対象的に、海峡を挟んだ隣国の「タワラ民主主義国」では長きに渡っての内戦が終結し、全てのモノが疲弊していた…
しかし、
タワラ軍総司令官ギャスト・ナバロは…
「これは長きに渡る我が国の内乱につけこみ、不当な搾取を続けたケストレル共和国のせいだ。彼らは制裁を受けるべきだ!」
と拳を振り上げ、声高に演説を繰り返していた…
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