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ー二時間後ー
「アンダースン隊長!」
「おう!」
元気よく挨拶するサクヤ軍曹。アンダースン中尉も挨拶を返し、部下達を集める。
「いいか、今回は味方機の護衛だ。勝手な行為はするなよ!」
「「了解!!」」
部下達は敬礼で返し、それぞれの機体に向かって行った。
「アンダースン中尉、
修理とエンジンの暖気運転は完了であります。」
アンダースン中尉が愛機に駆け寄る前に整備兵が申告する。
「わかった、有難う!」
整備兵に礼を言って、操縦席に乗り込む。そしてすぐにいつもの作業をする。
「油圧よし、フラップ、エルロン動くな…」
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