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《こちらアンダースン隊、フランカ上等兵であります!
遅れて申し訳ありません!!》
《同じくアンダースン隊、ユベール伍長であります。
護衛が遅れてすみません!》
《こちらナカジマ隊、
ナカジマ大尉だ。
いや、大丈夫だ。部下が助かった有難う。》
指揮官の予想外なお礼に二人は面食いながらも、フランカ上等兵は恥ずかしそうに敬礼、ユベール伍長はきっちりと敬礼して返した。
「ふぅ…
よかった、怒られるかと思った。」
フランカ上等兵が安堵しながら屠龍隊を見つめる。
護衛の為だとは言え、護衛の屠龍隊を危険な目に遭わせたのだ。
その指揮官から叱責されるかもしれないと、フランカ上等兵は思ったのだ。
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