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その操縦レバーの動きに、アンダースン中尉の隼は一瞬の上昇、一気に横転した。
つまり…
上昇すると見せかけて、横転したのだ。
その動きに水色のライトニングは引っ掛かり、攻撃のタイミングを失う。
その後、四機の水色のライトニングは機銃を撃たずに離脱していく。
《アンダースン隊長!
水色のライトニングが引き上げて行きます!》
《いや…
アイツらは一撃離脱戦法だ、すぐにとって返して来るぞ!》
再び、大きく旋回する水色のライトニング隊。ふと気が付くと、見慣れた景色である。
「基地まであと…
三十分くらいだな…っ!」
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