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「うおぉおおぉッ!!!」
アンダースン中尉は雄叫びを上げながら機首の12・7ミリ機銃を放った。水色のライトニング隊の四機も発砲する。
しかし、互いに命中弾が出ずにすれ違った。
「ちぃ!」
そこでアンダースン中尉は機体を急上昇、そのまま背面飛行をしながら、水色のライトニング隊に追いすがる。
水色のライトニング隊は再び二機ずつに別れ、コリント隊の時のように、囮の二機がアンダースン中尉の隼の前を飛ぶ。
「その手に乗るかよ!」
アンダースン中尉は前の二機を無視し、後方を振り返る。
「やはりな…真後ろか!」
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