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「ダメだ…っ!
振りきれねェ!!」
再びアンダースン中尉の隼が揺れる。水色のライトニング隊の銃撃を受けたのだ。今度は操縦席にも被弾する。
「うおぉおおぉ!?」
アンダースン中尉の横を機銃弾が駆け抜け、風防ガラスを割り、照準器が破壊された。
さらに風防ガラスが割れた為に、操縦席に風が吹き込み、ガラスや破壊された破片がまき上がる。
「くっ…」
まき上がる風と機材の破片が操縦席内で舞う中、前方から接近する機影を見つけた。
「なん…だ?」
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