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《そこの隼!
助けに来たわ!!》
被弾を免れた無線から、聞き覚えのある女性の声が聞こえる。
そしてアンダースン中尉の隼の正面から四機の戦闘機がすれ違う。
「教導迷彩(アグレッサーカラー)!?
フジ教導隊かっ!」
水色と青の入り混じる独特な迷彩が施された液冷エンジン搭載の戦闘機…。
しかしスピットファイヤーやハリケーンではなかった。
「新型…か?」
一瞬の出来事であった。四機のフジ教導隊が水色のライトニング隊を追い散らした。
数が不利だったのもあるが、水色のライトニング隊はアッサリと引き上げていった。
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