湾岸防衛戦

54/59

388人が本棚に入れています
本棚に追加
/807ページ
  「くっ、 基地がやられたのか!?」 アンダースン中尉は不安な気持ちを押さえ、ウエワク基地が目視出来る距離まで来た。 「滑走路が…燃えてる…。」 着陸に失敗したのだろう… 滑走路の端で戦闘機が燃えていた。 それを見ながらアンダースン中尉は基地無線に合わせた。 《こちらアンダースン中尉からウエワク基地管制官、 着陸許可を頂きたい。》 《こちらウエワク基地管制官、 主要滑走路は現在使用不能だ。予備の滑走路を使用せよ。着陸を許可する。》 《了解、タカマチ少佐。お先に!》 アンダースン中尉はタカマチ少佐の機体に翼を振り、高度を下げる。
/807ページ

最初のコメントを投稿しよう!

388人が本棚に入れています
本棚に追加