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「くっ、
基地がやられたのか!?」
アンダースン中尉は不安な気持ちを押さえ、ウエワク基地が目視出来る距離まで来た。
「滑走路が…燃えてる…。」
着陸に失敗したのだろう…
滑走路の端で戦闘機が燃えていた。
それを見ながらアンダースン中尉は基地無線に合わせた。
《こちらアンダースン中尉からウエワク基地管制官、
着陸許可を頂きたい。》
《こちらウエワク基地管制官、
主要滑走路は現在使用不能だ。予備の滑走路を使用せよ。着陸を許可する。》
《了解、タカマチ少佐。お先に!》
アンダースン中尉はタカマチ少佐の機体に翼を振り、高度を下げる。
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