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「アンダースン中尉の隼が草むらに突っ込んだ!」
その光景を見ていた整備兵達が叫び、アンダースン中尉の隼に走っていく。
「アンダースン隊長が!?」
「隊長!!」
「急げ、アンダースン隊長を助けろ!」
整備兵達と供にサクヤ軍曹、フランカ上等兵、ユベール伍長が駆け出した。
アンダースン中尉は隼から出てこない。草原に突っ込んだ衝撃で気絶していた。
「アンダースン隊長!」
フランカ上等兵が初めにアンダースン中尉の隼に取り付く。
そして気絶しているアンダースン中尉の身体を固定しているベルトを折りたたみナイフで切り裂き、操縦席から引きずり出す。
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