湾岸防衛戦

57/59

388人が本棚に入れています
本棚に追加
/807ページ
  「でァああっ!」 フランカ上等兵の踏ん張り、アンダースン中尉を安全な場所まで引きずっていこうとした。 「っきゃ!?」 しかし、元々体格差があった上、無理な体勢で引きずっていたからだろう。アンダースン中尉ごとフランカ上等兵が転んだ。 「ぐはぁ!?」 倒れた衝撃でアンダースン中尉が意識を取り戻した。 「あれ…?ここは?」 頭を振りながら、周囲を見渡す。すぐ近くには愛機が草原に不時着している。 「助かったのか…」
/807ページ

最初のコメントを投稿しよう!

388人が本棚に入れています
本棚に追加