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「よっと、ん?」
立ち上がろうと手に力を入れた。すると、手に柔らかな感触が伝わった。
「はひゃあッ!!!」
「!?」
アンダースン中尉の下で可愛い悲鳴が上がる。アンダースン中尉が恐る恐る視線を下にすると…
「アンダースン…隊長ォ…?」
今にも泣きそうなフランカ上等兵がいた。
さらには現在フランカ上等兵の上に…
つまり…
馬乗り状態であって…
さらに立ち上がろうと手を着いていたのはフランカ上等兵の胸部であった。
「フランカ上等兵…
こ、これは事故なんだ…
そう…これは事故だ…。」
フランカ上等兵から飛び退き、青ざめながら弁解するアンダースン中尉。
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