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「そうですね…
フランカ上等兵、ごめんな。」
サクヤ軍曹が謝る。
「いえ、大丈夫です。」
(よかった、
上手く誤魔化せたみたい…)
安心するフランカ上等兵。
その後、アンダースン中尉の身体に異常が無かったので早々に医務室から追い出された。
とりあえず上官に復帰を申告し、整備隊の倉庫に行く。
「やっぱり…だめか…」
「はい…申し訳ありません…。」
アンダースン中尉はうなだれる。アンダースン中尉の隼は修理不可との事だった。
「有難う…。
守ってくれて…。」
アンダースン中尉は回収され、整備隊の倉庫に置かれた愛機を撫でる。
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