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しばらくして、基地副司令が出てくる。
《諸君、今回の集合は新しく我がウエワク基地に赴任してくる部隊を紹介する。》
すると壇上に四名の制服姿の男女がならんだ。その中には彼女の姿もあった。
「タカマチ教官…」
アンダースン中尉が唖然としながら呟く。他の搭乗員達もざわめき始めた。どうやら彼女らの正体が判ったようだ。
「おい…まさか…」
「あぁ…教導隊の白き魔女、タカマチ少佐だ…」
「あの人が、
エース・オブ・エース!?」
《…それより、タカマチ少佐から直接紹介をお願いします。》
基地副司令は手短に話を終えるとタカマチ少佐と位置を交換、タカマチ少佐が話を始めた。
《皆さん!
おはようございます!!》
作戦室に場違いなほどの元気な声が響く。
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