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「はい、午後に来る飛燕の一部はアンダースン隊に引き渡すそうです。」
「そうか…いきなり飛べるのかな?」
「たぶんそうですね。あと、教導隊との模擬戦を一番でやるそうです。」
「えええぇえぇぇ!!!」
アンダースン中尉が頭を抱えた。トドメの一言(一撃)をフランカ上等兵は放った。
「さらにアンダースン隊長はタカマチ少佐が、直々にお相手して貰えるそうですよ。」
「なんてこった…」
アンダースン中尉は更に頭を抱え、座り込む。
「アンダースン隊長、どうかしましたか?」
「俺…死んだな…。」
「た、隊長?」
「タカマチ教官にぶっとばされる…」
座り込んで、遠い目をするアンダースン中尉。
何かを思い出してか、うわ言を呟き続ける…
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