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その姿を見ていたユベール伍長がサクヤ軍曹に聞いてみる。
「なあ…アンダースン隊長とタカマチ少佐との間に何があったんだろか?」
「う~ん、
詳しくは知らないけれど…
アンダースン隊長が生徒だった頃に教官をやっていたらしいよ。」
「あっ!
私、整備から聞きました!」
そこにフランカ上等兵が話に入る。
「確か…
アンダースン隊長がタカマチ少佐の命令を無視ばかりしていたから、模擬戦闘で完膚無きまでに叩き潰されたらしいですよ。」
「へぇ…
あのアンダースン隊長がねェ…」
「まあ…
若さゆえの過ちってヤツだなァ…」
「「!?」」
いつの間にかアンダースン中尉が三人の背後に廻り込み、うんうんと頷いていた。
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