機体の受取

3/6

388人が本棚に入れています
本棚に追加
/807ページ
  「…なんだ?」 ゆっくり虚ろな目がフランカ上等兵を捉える。 フランカ上等兵は少し怯えるが、頑張って話かける。 「あ、あの飛燕が来ましたよ。」 「あぁ…そうだな…。」 アンダースン中尉との会話が終了する。フランカ上等兵はそれでもめげずに、アンダースン中尉に話しかける。 「アンダースン隊長はどの機体を乗りますか? 私は一番左がいいですね。」 「そうか…俺は… 中央のヤツがいいな… ほら、主翼の機銃が突き出てる。ありゃあ…20ミリだな。」 「…本当だ。 アンダースン隊長は目が良いですね。」 「…まあな。」
/807ページ

最初のコメントを投稿しよう!

388人が本棚に入れています
本棚に追加