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「…なんだ?」
ゆっくり虚ろな目がフランカ上等兵を捉える。
フランカ上等兵は少し怯えるが、頑張って話かける。
「あ、あの飛燕が来ましたよ。」
「あぁ…そうだな…。」
アンダースン中尉との会話が終了する。フランカ上等兵はそれでもめげずに、アンダースン中尉に話しかける。
「アンダースン隊長はどの機体を乗りますか?
私は一番左がいいですね。」
「そうか…俺は…
中央のヤツがいいな…
ほら、主翼の機銃が突き出てる。ありゃあ…20ミリだな。」
「…本当だ。
アンダースン隊長は目が良いですね。」
「…まあな。」
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