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「アンダースン隊長、
ほら行きましょうよ。」
フランカ上等兵は体育座りのアンダースン中尉を立たせ、腕を引っ張った。
すでに十二機の飛燕は無事に着陸、第二滑走路に駐機していた。
そしてタカマチ少佐が機体の説明をしている。
「…と、言う所です。さて、ご質問はありませんか?」
「…」
「…ないみたいですね。
それでは…
アンダースン隊、エコー隊、クラッカー隊の指揮官はあとで受取書類の方をお願いします。」
「「「了解!!」」」
それぞれの指揮官が敬礼し、返事をする。
「あと、模擬戦闘は明日からです。それでは解散、機体は皆さんで決めて下さいね。」
「「有難うございました!!」」
搭乗員全員が敬礼する。
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