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《こちら第二十六爆撃中隊、受け入れを頼む、基地がやられて逃げて来たんだ!》
《こちらウエワク航空管制官、
了解した。着陸を許可する。》
《助かった!
燃料が少ない機から着陸する!》
…そう、壊滅的な打撃を受けた基地からの生き残りや部隊が壊滅した残りがこのウエワク航空基地に退避しに来たのだ。
「なんだァ…
朝からうるさくて寝れねェぞ…」
大きな欠伸をしながらアンダースン中尉が宿舎から出てきた。
「アンダースン隊長!
のんびりしてないで、手伝って下さい!」
サクヤ軍曹が作業着姿で叫んでいた。
「奇襲を受けて、壊滅した基地とかの残存機が集まって来ているんです!
機体の受け入れ、負傷した搭乗員の手当て…
やる事が沢山あるんです!」
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