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「太陽が右側か…
よし、引っ掛かるかな?」
フランカ上等兵は自分とサクヤ軍曹、太陽の位置を確認。
そして右旋回しながら一気にフラップを開き、スロットルを絞り、減速する。
「うぉっと!」
サクヤ軍曹もフランカ上等兵の飛燕に合わせてフラップを全開し減速、同じく旋回する。
「危ない、危ない。
危うく追い抜くとこだった…。
だがな…
減速したことが命とりだ!」
サクヤ軍曹はフランカ上等兵の飛燕に照準を合わせようと距離をつめた。
そこでフランカ上等兵は勝負をかける。
「今だ!!」
フランカ上等兵が一気にフラップを開いたまま、スロットルを全開。一気に急上昇する。
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