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‐高度2500ｍ‐
アンダースン隊とフジ教導隊の八機の飛燕が四機編隊でそれぞれ飛んでいる。
《アンダースン中尉から各自、
フジ教導隊を一機でも撃墜するぞ！》
了解!!
アンダースン中尉が気合いの入った声に隊員達が応える。
そのすぐあとにタカマチ少佐からの無線が入った。
《…そろそろいいわね｡
これより、模擬戦を始めます！
撃墜判定は照準に捉えて三秒、自己申告で。なお、時間は三十分。それでは模擬戦の開始よ!!
タカマチ隊、交戦！》
《アンダースン隊、交戦！》
二人の隊長の声に、二つの四機編隊の飛燕が別れた。
そしてアンダースン隊とフジ教導隊との 模擬戦が始まった。
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