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アンダースン中尉達が教導隊を引き付ける一方で…
《タカマチ少佐!二機しかいませんが、いいんですか?》
アルフレッド少尉がタカマチ少佐に質問する。今回の模擬戦は四機と四機の戦いだ。
しかし、教導隊が追っている機体は二機で、もう二機足りない。
きっと背後か上空からの奇襲を狙っているのだろう。
《大丈夫!
今回は技量向上が目的だから手加減しないと駄目よ。》
《了解しました。
相手の罠に引っ掛かりますね。》
アルフレッド少尉がイタズラっぽく笑い、答える。
そしてタカマチ少佐は逃げ続ける、アンダースン中尉の飛燕を見て呟く。
「さあ…
アンダースン君はどうするのかな!」
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