模擬戦闘

6/25
前へ
/807ページ
次へ
  《アンダースン隊長! あまり距離をつめられるとヤバいですぜ!!》 《おう、わかってらァ!》 サクヤ軍曹の声にアンダースン中尉が機体を浅く降下しながら答える。 そしてユベール伍長達がいる上空を見上げた。 《高度3500mか…。 フランカ上等兵、付いて来てるか?》 高度計を確認したユベール伍長が、フランカ上等兵がいるか確認する。 《…はい、います。》 少し遅れてフランカ上等兵が辛そうな声で答える。 《フランカ上等兵、大丈夫か? 酸素マスクはしているか? 空気は来ているか?》 フランカ上等兵の辛そうな声にユベール伍長が心配する。 《はい、酸素マスクはしていますし、空気は来ているはずです。 ただ… 少し頭が痛いだけです…》
/807ページ

最初のコメントを投稿しよう!

388人が本棚に入れています
本棚に追加