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《アンダースン隊長!
あまり距離をつめられるとヤバいですぜ!!》
《おう、わかってらァ!》
サクヤ軍曹の声にアンダースン中尉が機体を浅く降下しながら答える。
そしてユベール伍長達がいる上空を見上げた。
《高度3500mか…。
フランカ上等兵、付いて来てるか?》
高度計を確認したユベール伍長が、フランカ上等兵がいるか確認する。
《…はい、います。》
少し遅れてフランカ上等兵が辛そうな声で答える。
《フランカ上等兵、大丈夫か?
酸素マスクはしているか?
空気は来ているか?》
フランカ上等兵の辛そうな声にユベール伍長が心配する。
《はい、酸素マスクはしていますし、空気は来ているはずです。
ただ…
少し頭が痛いだけです…》
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