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ユベール伍長達は太陽を背に降下する。これで少しは発見が遅れるはずである。
しかし…
《タカマチ少佐!
太陽を背に上から来ました!!》
目が良い(視力の意味ではなく)マリアナ大尉が上空から迫るユベール伍長の飛燕を見つけ、タカマチ少佐に報告する。
《太陽を背にか…
やんわりとかわして反撃する!
全機、回避運動をとれ!》
了解!!
タカマチ少佐の声に教導隊は四機から二機編隊に別れ、ユベール伍長の飛燕を余裕で回避する。しかし、彼らは困惑する。
《一機だけ!?》
《もう一機は!》
回避した教導隊をユベール伍長の飛燕、一機だけが追い抜いていったのだ。
いなくなったのは二機。あと一機がいるはずだ。
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