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《わかった、フランカ上等兵は後方につけ。隙あらば殴り込むぞ!》
《はい!
ユベール伍長を援護します!!》
ユベール伍長と合流したフランカ上等兵が答えて、ユベール伍長の背後についた。
《アンダースン隊長、
七時方向に一機来ます!》
《おう、わかってる。
そいつは脅しだ。前の機体に喰らい付いたら、すぐに背後から来るぞ!》
《どうしますか…?》
サクヤ軍曹が不安げな声でアンダースン中尉に聞く。
《大丈夫だ。
俺が撃墜する。そしたら俺の後ろに相手がついて来るから、それを撃墜しろ!》
《了解!》
アンダースン中尉が後ろをサクヤ軍曹に任せて、前方のクルーガー中尉の飛燕に迫る。
《させないわ!》
それを防ごうとマリアナ大尉がアンダースン中尉の背後に突っ込んで来た。
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