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《おう、教導隊に追われて大変だったぜ。》
アンダースン中尉が笑いながら機体を、ユベール伍長とフランカ上等兵の編隊の前方に出る。
《アンダースン隊長、なにを?》
ユベール伍長がアンダースン中尉の行動に疑問を持ち、尋ねる。
《わかってるだろ?
やられっぱなしってのは気にいらないんでな!
あと五分で終りだ…
その間に一撃かましてやらァ!!》
と、言い放つ。ユベール伍長が半ば呆れるが、フランカ上等兵はヤル気満々である。
《わかりました。アンダースン隊長、行きましょう!!》
《…わかりました。
隊長について行きます!》
ユベール伍長も覚悟を決めてアンダースン中尉に追従する。
《アンダースン中尉から各自、
三機編隊で突入後に、俺が単独で引っかき回す。ユベール伍長とフランカ上等兵はそのまま二機で隙を見て撃墜しろ!》
了解!!
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