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アンダースン中尉を先頭に右にユベール伍長、左にフランカ上等兵の三機編隊、三角型編隊で突き進む。
一方、教導隊は…
《タカマチ少佐、
残り時間五分です。》
《わかりました。
引き続き、周囲の警戒をお願いします。》
《了解。》
タカマチ少佐は周囲の警戒を部下に任せたが、自分も警戒していた。特に太陽からの奇襲を注意している。
「また…
太陽を背にしての奇襲なんて…」
そして、再び太陽を見上げた。
「!?」
「ふふふ…
一度ある事は二度あるってな!」
アンダースン中尉達、三機編隊が太陽を背に突っ込んで来た。
《くっ!全機回避!!》
タカマチ少佐が叫び、機体を横滑りさせる。部下達もタカマチ少佐に倣い、機体を横滑りさせて回避運動をとる。
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