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《とりあえず、熱~いシャワー浴びてから寝よう!》
フランカ上等兵は小隊用無線周波数でぼやいているので、アンダースン隊以外にぼやきが漏れる事は無い。
しかし…
「フランカ上等兵って…
独り言が多いな…」
アンダースン中尉が呆れながら、フランカ上等兵の飛燕を見る。
《…うん、そうだな。
寝る前に白湯を一杯…》
まだフランカ上等兵のぼやきは続くようだ。アンダースン中尉は、フランカ上等兵のぼやきを打ち消すように無線を入れる。
《アンダースン中尉から各自、
あと五分で基地に着く。機体に異常は無いか?》
《こちらユベール伍長、
機体に異常はありません。》
《こちらサクヤ軍曹、
大丈夫であります!》
《こ、こちらフランカ上等兵、
白湯で大丈夫であるます!》
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