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話しかけた人物もアキラ准尉が、これほど驚くとは思わなかったのだろう。やや面食いながらも話しかけた。
「自分はフェイル曹長であります。アンダースン中尉の部隊で整備班長をやっております。」
と、敬礼した。アキラ准尉も敬礼を返して、聞いた。
「…見た？」
「…何をですか？
自分は休憩に今さっき出て来たところですが…」
「ならいいの。
ところでその整備班長がこんな所まで来て休憩？
フランカ…いえ、アンダースン中尉の部隊の駐機場は、だいぶ向こうだけど…」
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