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「さらに余っている人員は、防空隊に配置変えになりましたね。
中には機銃の整備が得意だからって、高射砲を任されている整備兵もいますよ。」
「あらら…
それにしても、よくこの基地の司令官が許可したわね。」
と、アキラ准尉が言うとフェイル曹長は少し顔を赤らめ、
「いやぁ…
お願いしてみるものですね。」
「お願いしたんだ…。」
アキラ准尉は呆れ顔で呟く。
「でも、驚きましたよ。」
「なにが?」
「まさかの基地司令官が…
一番乗り気だったのですから…」
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