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「あの…アンダースン中尉でありますか?」
「そうだが…?」
上官からの話の後、すぐに、二人の搭乗員がアンダースン中尉に駆け寄る。
「今日からアンダースン隊に編入いたしました、ユベール・クロイツ伍長です。」
「同じく、フランカ・セオール上等兵です。」
二人は挨拶後、見事な敬礼をした。アンダースン中尉も同じく敬礼で返した。
「俺はタウ・アンダースン中尉、こっちはサクヤ軍曹だ…あれ!?
フランカ上等兵って…女の子?」
アンダースン中尉がフランカ上等兵を見直す、短いが艶やかな黒髪。男性と比べ、ふくよかな胸元。
「うん、いいなぁ…女の子…。」
「あの…アンダースン中尉?」
フランカ上等兵の言葉に我に帰ったアンダースン中尉は、苦笑いしながら話を始める。
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