388人が本棚に入れています
本棚に追加
「さて、
行ける所まで行ってみるか。」
アンダースン中尉が呟きながら、空を見上げる。今日の空は蒼く、雲一つ無い。
アンダースン中尉はスロットルを開き、エンジンの回転を上げる。しかしブレーキはまだ外さない。
「よし…今だ!」
アンダースン中尉がタイミングをはかり、ブレーキを外した。
《タウ・アンダースン中尉、
行ってくる!!》
ブレーキを外した飛燕は一気に加速。アンダースン中尉は少し座席に押し付けられる。
そしてアンダースン中尉の飛燕は大地を蹴り、空に飛び出した。
最初のコメントを投稿しよう!