高々度飛行訓練

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  フランカ上等兵はひたすらにアンダースン中尉の飛燕を追い続ける。 今のところ機体に異常は無い。更にエンジンは快調に回っている。 《高度8000、そろそろ機体が軽くなる(※)。急に舵を切るな。落ちるぞ!》 アンダースン中尉の注意に返事をしながら、横に視線をやって驚く。 《わぁ…すごい。 主翼より下に地平線が見える!》 ※高度が上がり、 大気が薄くなったため。
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