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《こちらアンダースン中尉、
フランカ上等兵、無線を入れたまま叫ぶな!》
《わぁ!?
隊長、すいません!!》
フランカ上等兵の感動はアンダースン中尉の注意で消し去ってしまった。
僅かにユベール伍長やサクヤ軍曹の笑い声が無線越しに聞こえる。
《まあまあ、アンダースン隊長。フランカ上等兵も悪気があっての事では無いのですから。》
さりげなくフォローを入れるサクヤ軍曹。それにユベール伍長も援護する。
《そうですよ。ついうっかり、無線を切り忘れただけですよ。》
《まぁ…そうだが…まあいい。
フランカ上等兵、今度から気をつけろよ。》
《はい、隊長。
すいませんでした！》
フランカ上等兵は無線を切り、ため息をつく。
「はぁ…怒られちゃった…」
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