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アンダースン中尉の飛燕を先頭に三機が編隊より離脱、降下を始めた。
《こちらユベール伍長、
アンダースン隊長、十二時方向に敵機、こちらに後ろを向けてます！》
《ユベール伍長よくやった！
手柄をやる。先に行け、俺とフランカ上等兵が援護する。》
《こちらユベール伍長、
アンダースン隊長、有難うございます！》
アンダースン中尉の飛燕は速度を落とし、ユベール伍長の飛燕を先に行かせる。
《いいか、900km以上は出すな！
空中分解するかもしれないぞ!!》
《了解！》
敵偵察機には今の所、動きは無い。こちらに気が付いていないようだ。
《アンダースン隊、
ユベール伍長、交戦！》
ユベール伍長は叫びながら引き金を引いた。
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