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アンダースン中尉がユベール伍長機の駐機場に着く。するとユベール伍長の飛燕の主翼から、12・5ミリ機銃が取り外しされていた。
さらに機首のカバーが外され、同じ機銃が露出していた。
そしてユベール伍長とフェイル曹長が何かを話している。
「あっ、アンダースン隊長!」
「おう、フェイル班長。機銃はどうだ?」
「はい…
機銃オイルの凍結です。やはり高々度の冷気が原因かと…」
「高々度の外気は零下20℃にもなるからな…
そうだ、機銃に不織布(フェルト)を巻いてみたらどうだ?」
と、アンダースン中尉が提案するが、フェイル曹長は首を横に振った。
「駄目です。今回の訓練ために機銃に不織布を分厚く巻きましたが凍りました。」
「試していたのか…」
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