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アンダースン中尉が呟くとフェイル曹長が、
「せっかくの高々度訓練なので色々と試させて頂きました。
流石に電熱機はバッテリーが上がるので、搭載は見送りました。」
「んなモン積んだら、機体が重くなるぞ。」
呆れ顔でアンダースン中尉が突っ込む。
「まあ…
今のところ高々度からの攻撃はありませんが、無いとは限りませんからね。
今のうちに色々と試させておきませんと。」
何か言い訳にも聞こえるフェイル曹長、アンダースン中尉は注意した。
「試すのは構わないが…
それで墜落は勘弁してくれ。」
「大丈夫ですよ。そこらへんは、わかってますから。」
と、フェイル曹長が胸を張った。
「「ホントに大丈夫かよ…」」
アンダースン中尉とユベール伍長の声が重なった。
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