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アンダースン中尉達が滑走路脇に到着すると、隼とスピットファイヤー、屠龍が発進を今かとエンジン音、高らかに待っていた。
もちろん各機は弾薬を装填し、増槽を取り付けた完全装備である。
「それでも(航続距離が)足らない機体は途中の基地によって給油するそうだ。」
「へぇ~そうなんですか。」
「特にスピットファイヤーは足が短いからな。それ以外は優秀なんだが…」
「そうでもないですよ。」
アンダースン中尉達が振り返るとフランカ上等兵がいた。
「アンダースン隊長達が滑走路に向かうのを見かけたので、ついて来ちゃいました。」
フランカ上等兵が恥ずかしそうに頭をかく。
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