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移動途中、基地の外部スピーカーから警報が鳴り響く。
「なンだ?」
アンダースン中尉が足を止める。警報が鳴り止むといつもの通信兵の声が聞こえてきた。
《緊急連絡!! 緊急連絡!!
我が基地に敵戦爆連合が接近!
戦闘機搭乗員は迎撃せよ!!繰り返す、我が…》
放送が聞き終わる前にアンダースン中尉は駆け出した。途中でタカマチ少佐に出会う。
「タカマチ少佐!我々は!?」
「全機出撃する、教官機が先よ!
予備の機体も出すわ!暖気運転を始めなさい!!」
「了解!」
走りながら敬礼、自分の隊の駐機場に向かう。
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