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すぐにアンダースン中尉は自分の飛燕から飛び降りた。
そして整備兵に機体の移動と退避を指示し、予備機がある所へ走った。
「しかし…隼一型乙(※)ですから武装が…」
「構わん!乗せろ!!」
アンダースン中尉の剣幕に整備兵は諦め、機体を明け渡した。
「ええい、わかりました。すぐにエンジン始動させます!」
「すまない、緊急事態なんだ!」
「わかってます。気を付けて!」
「おうっ!!」
(※隼一型乙の武装は7・7ミリ機銃と12・5ミリ機銃の1挺ずつ。一型丙以降は12・5ミリ機銃2挺になる。)
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