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《こちらアンダースン中尉、
すまなかったな、原隊復帰する。指揮はそのままサクヤ軍曹で行く、頼んだぞ！》
《了解！》
えっ!?
一人の了解と二人の疑問が無線から返ってくる。
《しょうがねェだろ？
他は飛燕、俺だけ隼一型なんだ｡お前達に迷惑はかけられん！
――大丈夫だ、四番機でしっかり見てやるよ!!》
《…はい、了解しました！》
《はっ、了解…。》
ユベール伍長とフランカ上等兵は少し不安そうだったが、すぐに気持ちを切り換えてもらうしかない。
…もう敵の編隊の姿が見えても、おかしくなかったからだ。
《タカマチ少佐より各隊、
高度4500まで上昇！
爆撃機に対して奇襲をかける!!》
《こちらエコー隊、了解した。》
《こちらクラッカー隊、了解しました！》
《こちらアンダースン隊、了解!!》
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