偽リノ攻撃

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  爆撃機は二十機、戦闘機は倍以上。そして同じような数の編隊が三つ。 たかが基地一つ爆撃するには過剰すぎる戦力だ。 《護衛戦闘機が前に出た! 見つかったか!?》 《いえ、迎撃のスピットファイヤー隊を見つけたようね。 ちょうどいいわ、戦闘機が爆撃隊から離れた! 突撃! 突撃!!》 タカマチ少佐の飛燕が翼を振り、それが合図にフジ教導隊―タカマチ隊が一斉に翼を翻し、急降下を始めた。 《よし俺達も行く! クラッカー隊、突撃!!》 《こちらエコー中尉、 小隊全機、突撃!》 !! 《こちらサクヤ軍曹、 突撃しゅ…突撃する。》
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