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アンダースン中尉はとっさに叫びながら機体を横滑りさせる。
それに少し遅れてユベール伍長も横滑り、サクヤ軍曹とフランカ上等兵は横転して回避運動をとる。
そしてさっきまでアンダースン隊がいた空域に曳光弾が駆ける。
「伏兵か!」
アンダースン中尉の驚くのと同時に上空から二機のライトニングが迫ってきた。
「うわっ!?」
「ひゃわ…っ!
追ってきたァ!!」
そして横転して回避したサクヤ軍曹とフランカ上等兵を追い立てる。
《こちらアンダースン中尉、
待ってろ。今、助ける!
ユベール伍長、行くぞ!!》
《了解っ!》
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