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《こちらアンダースン中尉、
サクヤ軍曹は真正面から射撃しながら、突っ込み回避。
その後すぐにユベール伍長は上、フランカ上等兵は俺と下から攻める。》
了解！
アンダースン中尉は部下達の声を聞きながらスロットルを全開、隼の限界速度まで加速した。
しかし、部下達の飛燕はしれっと付いて来る。アンダースン中尉は何とも言えぬ気分になるが、ぐっと耐えて正面を見据えた。
余計な思考は死を招く。今は目の前の敵を叩くのみだ。
《サクヤ軍曹、突撃!!》
《了解っ！》
先行していたサクヤ軍曹の飛燕が一機のリベレーターに狙い、銃撃を始めた。
…余談だが互いの相対速度は時速1000km近くなる。
そして攻撃、回避、離脱の事を考えると攻撃時間は一秒ぐらいしかなかった。
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