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アンダースン隊、各々の隊が高度3000mまで上昇する。
そして最後の戦闘機が上昇しきる前にウエワク基地から多数の光が閃く。
そして爆撃隊を包み込むように高射砲弾が炸裂した。
「凄まじいな…」
次々と撃ち上がる高射砲弾の濃い密度にアンダースン中尉は寒気を感じながら言った。そこにフランカ上等兵からの無線が入った。
《こちらフランカ上等兵、
隊長、どうしましょうか？
爆撃隊への攻撃は無理そうですが…》
《ん…そうだな。
爆撃隊はあれだからな、戦闘機の迎撃に行くぞ！》
《こちらフランカ上等兵、
了解しました、アンダースン隊長！》
《こちらサクヤ軍曹、
二人で話を進めるなよ。》
二人の会話にサクヤ軍曹が乱入してくる。フランカ上等兵が慌てて謝る。
《あっ！
サクヤ軍曹殿、すみません!!》
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